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2022年10月11日から
詳しくは、「こちら」をご覧ください。
【速報】下記の9/12~13の記事の内容について
2022/9/22の報道によりますと、水際対策の見直しとしての首相表明がありました。
10/11からの措置概略として、
①一日当たりの受入れ人数上限を撤廃する。
②添乗員の有無にかかわらず、団体ツアーに限定した観光目的の入国の他、個人旅行も解禁する。
③短期滞在であれば査証(ビザ)の取得を免除する。
2022/9/12~13の報道に接すると、昨今、継続する円安を契機として、インバウンド(訪日外国人)の拡大による消費の活性化などの声を踏まえ、①1日5万人の受け入れ人数上限を撤廃、②添乗員あり、なしの団体ツアーに限定を撤廃し個人旅行も可能化、③全入国者への査証(ビザ)要求の見直し(コロナ禍前は、68の国・地域からの短期滞在にはビザ免除)が、検討されているようです。
国内のコロナ感染状況、外国の新型コロナ対策などを総合的に検討され、その方向で見直しがされるものと推察します。
はじめに
新型コロナの世界的な感染拡大を受けて、これまで外国から入国するにあたっては、入国拒否を原則として、日本人や再入国者などに対する緩和措置がなされていましたが、2022年6月1日からは、オミクロン株が支配的な国・地域を「赤」「黄」「青」に区分し、新型コロナワクチンの3回接種者には、自宅などの待機や待機不要とする措置に切り替わってきています。その水際対策も、感染状況などを踏まえ、少しずつ修正されています。
ここでは、その変遷を整理しましたので、ご参考にしてください(新しいものから古いものへの表示となっています。)。
*それ以前の対策についての記事は、最下部に表示してありますURLにリンクして参考にしてください。
2022年9月14日から10月10日まで
「赤」の国・地域からのワクチン接種証明書を保持する入国者及び「青」の国・地域からのワクチン接種証明書を保持しない入国者は、自宅などでの待機し、3日目以降に「PCR検査」を自主的に行い、陰性であれば所定の届出などの手続きを行えば、待機解除とされていましたが、
今回、3日目の検査は、「PCR検査」又は「抗原定量検査」のいずれかを1回実施して陰性であれば、また追加策として、2日目と3日目の両日に、「抗原定性検査」を1回ずつ実施し、2回とも陰性であれば、その後の待機が解除されることとされました。
*「PCR」、「抗原定量検査」、「抗原定性検査」については、「こちら」をご覧ください。
この措置は、令和4(2022)年9月 14 日午前0時(日本時間)以降に帰国・入国者に適用されます。
国・地域 | ワクチン3回接種 | 出向72時間検査 | 入国時検査 | 待機場所への公共交通機関利用入国時検査 | 待機場所 | 待機期間・検査等 | ||||
3日間 | 2+3日目の2回 | 3日目の1回 | 検査結果 | 4~5日目 | ||||||
赤 | 有 | 不要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | ー | 有(注1) | 陰性 | 解除 |
待機 | 有(注2) | ー | 陰性 | 解除 | ||||||
待機 | ー | 無 | ー | 待機 | ||||||
無 | 要 | 有 | 不可 | 宿泊施設 | 待機 | ー | 有 | 陰性 | 解除 | |
黄 | 有 | 不要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | ー | 有(注1) | 陰性 | 解除 | |
待機 | 有(注2) | ー | 陰性 | 解除 | ||||||
待機 | ー | 無 | ー | 待機 | ||||||
青 | 有 | 不要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
(注1) PCR検査又は抗原定量検査のいずれかを3日目(以降)に1回検査する。
(注2) 抗原定性検査をキットを用いて、2日目と3日目とそれぞれ1回ずつ検査する。いずれも陰性であれば、4日目からは待機解除となる。
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2022年9月7日から
(「赤」「黄」「青」の国・地域からの)「全ての帰国者・入国者について、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書(外務省及び厚生労働省において有効と確認し、措置(28)の別添2で定められたワクチン3回目接種済みであることの証明書。以下、「ワクチン接種証明書」という。)を保持している場合は、出国前 72 時間以内の検査証明の提出を求めないこととする。」
なお、9/7からとは、9月7日午前0時(日本時間)以降に到着予定時刻である航空機に搭乗する入国者は、新たな措置の対象者となることです。
国・地域 | ワクチン3回接種 | 出向72時間検査 | 入国時検査 | 待機場所への公共交通機関利用入国時検査 | 待機場所 | 待機期間・検査等 | |||
3日間 | 3日目検査 | 検査結果 | 4~5日目 | ||||||
赤 | 有 | 不要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 |
待機 | 無 | ー | 待機 | ||||||
無 | 要 | 有 | 不可 | 宿泊施設 | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 | |
黄 | 有 | 不要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 | |
待機 | 無 | ー | 待機 | ||||||
青 | 有 | 不要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | ー | ー | ー | ー | ー |
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2022年7月28日から
(1)(「赤」「黄」「青」の国・地域からの)「帰国者・入国者に求めている入国後の自宅等待機、待機期間中の健康フォローアップ、公共交通機関不使用の各期間のうち、原則7日間としているものについて、5日間に変更」
国・地域 | ワクチン3回接種 | 出向72時間検査 | 入国時検査 | 待機場所への公共交通機関利用入国時検査 | 待機場所 | 待機期間・検査等 | |||
3日間 | 3日目検査 | 検査結果 | 4~5日目 | ||||||
赤 | 有 | 要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 |
待機 | 無 | ー | 待機 | ||||||
無 | 要 | 有 | 不可 | 宿泊施設 | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 | |
黄 | 有 | 要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 | |
待機 | 無 | ー | 待機 | ||||||
青 | 有 | 要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | ー | ー | ー | ー | ー |
(2)国・地域区分の指定変更:7/27から、「パキスタン、フィジー」を「赤」から「黄」に、「ネパール、ペルー、モルドバ、西サハラ」を「黄」か「青」に変更
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2022年6月1日から
新型コロナウイルスの知見、海外の流行状況、日本への流入リスクなどをもとに、各国・地域の状況に応じて、「赤」「黄」「青」に区分し(「こちら」をご覧ください。)、日本に入国しようとするすべての人は、入国前14日以内に滞在した国・地域がどの区分に応じ、入管指定の宿泊施設や自宅などでの待機など、入国後のは、定められた行動をとる必要があります。
国・地域 | ワクチン3回接種 | 出国72時間前 | 入国時検査 | 待機場所目の公共交通機関利用利用 | 待機場所 | 待機期間・検査等 | |||
3日間 | 3日目検査 | 検査結果 | 4~7目 | ||||||
赤 | 有 | 要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 |
待機 | 無 | ー | 待機 | ||||||
無 | 要 | 有 | 不可 | 宿泊施設 | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 | |
黄 | 有 | 要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | 有 | 可 | 自宅など | 待機 | 有 | 陰性 | 解除 | |
待機 | 無 | ー | 待機 | ||||||
青 | 有 | 要 | 無 | 可 | ー | ー | ー | ー | ー |
無 | 要 | ー | ー | ー | ー | ー |
参考
待機にとるべき対応
・自宅などでの待機期間中は、「入国者健康確認センター」がフォローアップを行います。
・待機の方の行うべき事項は、「こちら」をご覧ください。
・検査(自宅で行う自主検査)の結果は、厚生労働省に届け、待機解除の通知が来れば待機修了となり、自由行動となります。
【陰性の届出と解除のタイミング】
・「18:00までの届出」→確認・受理された場合「明日から待機解除となります。」との通知が当日中に届きます。
・「18:01以降の届出」→翌日の確認・受理となりますので、4日目に「本日から待機解除となります。」と通知が届きます。
・3日目の検査結果を4日目に届出た場合
→「18:00までの届出」であれば当日中の解除
→「18:01以降の場合」は、5日目から待機解除となります。
これまで掲載した水際対策の記事
原則上陸拒否の措置の中、新規の外国人が入国できるようになった2021年11月6日からの緩和措置(一定の者に対して、雇用企業・団体等が、受入責任者として、その事業を所管する省庁に活動計画書の審査を受け、PCR等の検査、結果報告を条件に入国を認める。)から、オミクロン株の広がりを受けて、その取扱いが変更になったころからの記事です。
記事のそれぞれは、措置の大枠のなかで、指定国・地域の変遷があり、それを反映した最後の表記にはなっていますが、どういう枠組みで水際対策が行われてきたかが参考となります。
・「変異株オミクロンの発生で新規入国が停止に(水際対策の強化へ)」
・「新型コロナウイルス感染拡大防止としての上陸拒否など(概要)」
などもご覧ください。
その他
次の水際対策についても、見直しがされます。
「本年9月7日から、水際対策について以下の措置を講じる。
1.外国人観光客の入国制限の見直し
旅行代理店等を受入責任者とするパッケージツアーについて、添乗員を伴わないものも認めることとし、対象国・地域も全ての国・地域に拡大する。
2.入国者総数の引上げ
入国者総数の上限について、現在の1日 20,000 人目途を、1日50,000 人目途に引き上げることとする。」
(2022/9/1、内閣官房、法務省、外務省、厚生労働省、国土交通省)
1について、
これまでは、「青」の国・地域からの観光目的の外国人の入国は、旅行代理店等が受入責任者として、添乗員付きのパッケージツアーに限定して受け入れるとしてきました。
今回の見直しは、「赤」「黄」「青」の区別なく、全ての国・地域から観光目的の入国は、添乗員がないパッケージツアーについても可能とするものです(引き続き、旅行代理店等が受入責任者となることが必要です)。
なお、「本邦への上陸申請前14日以内に滞在した国・地域及び有効なワクチン接種証明書の保持の有無により、入国時の検査及び待機を求められる場合がある」(注)としていますから、
観光目的の入国者であっても、「赤」「黄」の国・地域からの3回のワクチン未接種者は、入国後3日間は宿泊施設などでの待機が必要となります。
(注)「「6月10日からの外国人観光客の受入開始」及び「9月7日からの添乗員を伴わないパッケージツアーの受入開始」等の Q&A (令和4年9月6日時点)」
2について、
上限の推移は次のとおりです。
◇2021/12/1(3,500人) → ◇2022/3/1(5,000人) → ◇2022/3/14(7,000人) → ◇2022/4/10(10,000人) → ◇2022/6/1(20,000人) → ◇2022/9/7(50,000人)
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